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★そば焼酎とは、


そば焼酎と言えば、宮崎県を代表する焼酎だ。宮崎では、麦が四割、芋とそばがそれぞれ三割ずつ程の割合で飲まれているらしい。

そば焼酎は、その名のとおり蕎麦を主原料とした焼酎で、芋、麦、米焼酎などと同じ本格焼酎(旧乙類焼酎)の仲間である。

主原料である蕎麦を麹の力で糖化させた後、アルコール分解したモロミを単式蒸留器で蒸留するので、蕎麦の持つ風味が残るさっぱりした焼酎に仕上がる。

日本で最初にそば焼酎を世に出したのは、宮崎県の雲海酒造株式会社だ。同社は、昭和42年に五ヶ瀬酒造有限会社として創立された後、昭和48年
日本で最初にそばを原料とした焼酎を開発し、そば焼酎「雲海」として発売した。

それから現在まで約40年の間に、同社は本格焼酎・清酒・ワイン・リキュール・地ビール・発泡酒などを製造する大企業になってしまったのだから、やはりそば焼酎のパワーは偉大です!



★そば焼酎を飲んでみた!

 雲海  25度

 そば・米麹・常圧蒸留

 雲海酒造株式会社 宮崎県宮崎市昭栄町45番地1

 同蔵:雲海・黒麹・吉兆雲海・
雲海全麹仕込み

 
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「蕎麦は何と言ってもノド越しでぃ!」と言われる程だから、スッキリさっぱりとした風味や喉の通りを楽しむ物なのでしょうね!僕もそう思います。

さて、こちらのソバも負けず劣らずスッキリ、さっぱりとした風味が楽しめます。そば焼酎は、蕎麦アレルギーの方には申し訳ないですが、他の原料を使った焼酎たちと比べても、一番スッキリした飲み口だと思います。 

ロックや水割りにすると清々しい風味が口中に広がり、まるでソバ畑の中にいるようです。さっぱりとしているので、お料理との相性も良く、食中酒としても最適です。

冷系の飲み方が、一番爽やかに頂けますが、お湯割りにしても無難にこなします。またそば焼酎は、水だけでなく冷たいお茶で割っても香ばしさと爽やかさが倍増してとても美味しいのでお勧めです。


 雲海・黒麹  25度

 そば・黒麹・常圧蒸留

 雲海酒造株式会社 宮崎県宮崎市昭栄町45番地1

 同蔵:雲海・吉兆雲海・
雲海全麹仕込み

 
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こちらの雲海・黒麹は、平成22年の発売とありますので、つい最近開発された物です。白麹の雲海との差は、こちらの方がより爽やかな口当たりで、黒麹らしいスッキリとしたキレのある飲み口となっています。

口に含むと、薄っすらとミントを溶かしこんだ様な風味と清涼感を感じます。そしてノド越しはとてもサッパリしています。この感覚は、他の焼酎には類を見ないので、それらの焼酎と交互に飲めば、お互い飲み飽きしないでしょう。お湯割りには、元祖
雲海の方が向いていると思います。



 天照  25度

 そば・米麹・減圧蒸留・熟成貯蔵

 神楽酒造株式会社 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸144-1

 同蔵:天照熟成20度・天照セレクト40度


 
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この神楽酒造株式会社も従業員230名と言いますから、雲海酒造株式会社に負けず劣らずの大企業です。芋・米・麦・そばと手広く焼酎を造っています。

同社のある高千穂町は「神々の里」と言われ、伝記に登場する「天照大神」からこの天照の名が付けられたとあります。


こちらの天照は、雲海の二つの銘柄と比べると、サッパリと言うよりは、少しマイルドな感じがします。でもこの焼酎は、お湯割りにすると本領を発揮します。

冷系だとマイルドな飲み口が、一転してガツンとパンチのきいたワイルドな飲み応えになり、同時に蕎麦の持つ素朴な風味も味わえます。 「お湯割り梅干し入れる派」には、こちらがいいかも・・・