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色んな美味しいお酒と飲み方をご紹介します (※随時更新)
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★日本酒について、


私は普段、あまり日本酒を飲まないのだが、なぜかお祭りや北風が吹く頃になると、無性に日本酒が恋しくなるなるのである。

多分これは私だけでは無く、皆さんもきっとそうであると思いますが、おそらく日本人のDNAに組み込まれているのでしょう。

昔からの日本を代表する酒、= 日本酒なのであります。 そんな日本酒だが、現在では様々な種類のお酒があふれており、中でも一番多く飲まれているのがビールだ。 ビールの登場以来、いつの間にか日本を代表する酒、= ビールになってしまっていたのである。

まあ、考えてみれば、今の若者の日本酒離れは激しくて、たいていはビールとか洋酒、焼酎、ワイン、サワー類などを飲んでいて、居酒屋でもあまり日本酒を飲んでいる風景は見受けられないよなあ・・・ 飲んでいるのはたいがいは40歳以上だものなあ・・・

とは言え、やはり日本酒はどうしても飲みたい時があり、無くてはならない物である。 美味しい日本酒は、やはり美味しいのだ!


★美味しい日本酒とは、

こだわった酒屋などでは、入口付近に酒林(杉玉)を掲げていて、今年の新酒が入荷すると、茶色だった酒林が新しく作った緑色の酒林に変わっていたりする。 日本酒党は、この色の変化を見逃さずに買いに行くのである。 毎年12月ころの風物詩である。 

正直こんな話は明治時代ころまでだろうが、現代でもこうしてまで買いたい日本酒がある。 まあ、今の時代はそんな酒屋がネット販売などもしていて、別に店頭でなくても通販でも買えるんですがね・・・ でもなぜか酒林が緑に変わっているとワクワクするね!

「日本酒なんて一年中売ってるよ!」と言う方、それは正解です! 私の言う12月過ぎにしか手に入らない美味しい日本酒とは、ズバリ「生原酒」の事なんです。


毎年、酒蔵ではモロミの腐敗を防ぐ為に、寒い時期になると仕込みを開始します。醸造にはだいたい2ヶ月程かかり、12月を過ぎるとその年の新酒が出来上がるのだ。


皆さん、生原酒と聞くと強いとかキツイとかイメージする人も多いと思いますが、実際に飲んでみると、そんな事は全く無いんですよ!

確かに度数は20度前後と、一般の日本酒よりも高いですが、味は生原酒の方がはるかに飲み易いです。

生原酒とは、一般の日本酒と違い、火入れして醗酵を止めておらず、水で薄めて度数も落として無いお酒の事で、出来たままの味が楽しめます。 飲み方は冷が美味しい。

その味は、火入れした物とは全くの別物で、味も濃く、甘さも強くて、とても新鮮でフルーティです。

何より、一番の特長は、醗酵を止めてない事によるピリピリ感でしょうか? カルピスにも似た乳酸系のピリッとした刺激がして、ややもすると、くだものの果汁の様な濃厚な甘さが襲って来ます。

これから店頭に並ぶ日本酒の基とは言え、やはり生原酒は完全な別物ですね!

醗酵を止めなければ日持ちがしないので、商品化出来ないのは分りますが、どうして火入れすると、ああも味が落ちるのか? 残念です・・・

果物だって生の内は瑞々しくて美味しいですが、火を通してしまうとジャムになってしまいますものね!

こんなに美味しい生原酒が、一年中飲めないのがとても残念ですが、12月、1月の今なら数は少ないですが、比較的容易に手に入りますので、皆さんも是非一度、飲んでみて下さい。

少々、値は張りますが、本当に美味しいし、コップ1杯で程よく酔えます。 「ああ、日本酒ここにあり!」って感じかな?

宗玄・生原酒 1800ml

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旨さと爽快感天狗舞 山廃純米生原酒 720ml

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※単なる「原酒」ではなく、生原酒をお求め下さい。冷蔵してあるのが目印です! 日持ちがしないので、開封後は2日位で飲み切る量にした方が、味が変わらなくてベストです。

僕の町にも造り酒屋があるのですが、毎年12月になると、酒林が緑に変わっていないか見上げながら通っています。