こんなボックス釣りに持ってくの ? その2
注意 このページの言葉使いには不適当な表現がありますが
実際には丁寧な ?
受け答えをしております
発注者の了解を得て記載したものです。
またまた出ました道・楽・者 ! (笑)
今回の発注はボックスのベースまでオーダーになりました
ほんまはボックスの仕上げのみのオーダーを受けてるんやけどな・・・
箱までのオーダーは指物師が渋い顔するんですわ
所が今回の道楽者は「鞄に入れるから小さい物を作れ」言いますねん
●横のサイズはサヨリストが入る大きさで23cm必要
●縦は18cm(鞄に入るサイズ)
●箱の内寸で5.5cm(くじらっちXブタフライの入るサイズ)
●仕上げは私が作った事がハッキリわかるもの
以上が彼の条件ですわ
これにより、箱を指物師に発注
私 「寸法は紙に書いてきたからこのサイズでお願い ! 」
指物師 「解ったよ ! それで、幾つ作ればいいのかな
?」
私 「えぇ〜っと・・・一個・・」
指物師 「・・・一個か・・・しゃ〜ないな〜 手が空いたら作っとくわ」
私 「すんませんお願いします」
だから言うたやん
! 渋い顔されるんや !
かなわんな〜ほんま
後日、箱が出来上がり、いよいよ塗りの作業です
彼の次なる条件は
●蓋上には堆漆を使う
●蓋上に龍の蒔絵
彼 「小さいけどピリリと ? ?
? ンッ ! ! !小さいけどヒィ〜ヒィ〜と激辛なキッツイやつ」
気軽に堆漆を使えって・・・言ってくれるな〜
ほんま !
大変なんやで〜
前回は堆漆を雲に見立てた仕上げにしたのでパス
今回は堆漆の薄板を蓋上に張り込みました
この堆漆の板は作品用に気合入れて作ってたんやで〜
! (T_T)
蓋上前面堆漆の板を張り
側面は研ぎ出し
その上に龍の蒔絵と琥珀の玉
中は金のマーブル模様を白檀塗り
さらに、蓋裏の四隅に飾り金具を取り付けました
最後に、塗師(私)と蒔絵師の名を入れました。
めっちゃ ! 贅沢やで〜 !
俺も道楽者やけどこれは使えへんわ
!
こんな贅沢な物、自分用には作れまへんな〜
自称道楽者、自分のボックスはいけてる思てたのに・・・
オーダー受ける度に俺のボックスのランクが下がっていくような気がすんねん
HPではほとんど紹介してないけどみんな凄い物オーダーすんねん
まぁ、自分の事はともかく
出来上がった漆塗りのボックス眺めてると・・・
自分で言うのも何やけど・・・ええな〜
Kさん ! 大事に使こてや !
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