メタボ親父、お米を熱く語る!
 




☆お米は日本人の魂だ!
朝晩めっきり涼しくなり、秋が近づいて参りました。(いや、季節上ではもう秋なのかな?)

車で走っていると、あちらこちらに稲刈りが始まりました。 今年は台風の被害もなく、お米の出来はまずまずみたいです。

思えば日本人ほどお米に情熱とこだわりを持っている人種はいないと思います。 皆、美味しいお米には敏感で貪欲に反応します。

農家の方に言わせると口々にうちの米が一番美味しいと言い切ります。 おそらく皆、本気でそう思っているのでしょうね!

日本人にとってお米は主食であり、魂と言っても過言ではないでしょう。 ご飯が無い食事なんて3日と我慢できませんものネ!


★お米はそんなに高くない!
よくお米が高い、高いと言うけれど、冷静に考えてみればそんなに高くはないですよね! 他の食材などと比べれば全然安いです。

スーパーでは10kg詰めの袋が大体3000円前後ですもん。 1人暮らしならこれだけあれば軽く1ヶ月はありますからね!

いつも美味しいご飯が食べられるなら多少高くてもそっちを買うって人も結構多いと思います。 


天日干しか乾燥か?
さて、話は変わりますが、農家の間では天日干しがいいとか乾燥がいいとかで熱く語られています。

何でも天日干しにすると、稲わらに残った養分がゆっくりとお米の方へ戻って行くのだとか・・・

いや、いやそんなに手間ばかり掛けてらんねえだ!そんな暇があったらもっと他の品種もたくさん作るだ!とか考え方も様々です。

私が第三者的立場で見るには、そんなに大差は無いのではないかと思います。

天日干しは、今ではコンバインの入らない小さな田んぼか農家の方が自分達が食べる分だけ細々と作っているのが実状です。

天日干しにするにはコンバインではなく、わらを付けて手で刈らなければならないので本当に手間がかかるんですよ!

はっきりと、どちらが美味しいと決めるのは難しいのですが、要はそれほどまでに手間とこだわりをかけて作られたお米がマズかろう筈が無いと言うことです。


どんなお米が美味しいのか?
日本は南北に長い島国です。その為、その地方に適した様々なお米が栽培されています。 現在では品種改良も加わり、本当に色んなお米があるんです。

オーソドックスな物ではコシヒカリやササニシキ、ひとめぼれ、秋田小町などが有名ですが、それらを掛け合わせて改良した物やメーカーがブレンドした物まであります。

その上、新米やら古米、古々米までもありますので、もはやどれが美味しいなんて選び出す方が難しいくらいです。

品種が多いのには理由があって、例えばコシヒカリの味を活かしてもっと実が付く様にしたり、寒冷地でも育つ様にしたり、病気に強くしたり等の改良がされているのです。

したがって品種=味の違いと言うのはあてはまらず、意外と似た味・食感があるのも事実です。 だって親が一緒なんだから。

ですから、銘柄にこだわらず、食感や甘さや香りで好みの物を選んだ方が区別しやすいのではないでしょうか。

そう言った意味ではメーカーが独自にブレンドしたお米ってのも各ブランドの良い所が活かされているのでありだと思います。

ご飯が美味しい定義ってのは、甘さと香り、ふっくらもっちりした食感ですから出来るだけそれらが失われていない物を選んで下さい。 

つまりは新米、もしくはそれに近い状態で保管された物と言うことになりますかね!


美味しく食べるには!
私、思うんです。 お米ってたとえ新米であろうと、どんなに美味しく炊こうと同じお米を1週間も食べるとその味に慣れてしまい、美味しく感じなくなってきます。

困ったぞ! 1週間は美味しくて、残りの358日は美味しく感じないとしたらどうすればいいんだ? 答えは簡単、別な銘柄のお米を食べればいいんです。

それにもあきたらまた別な物をと言う具合にね! 自分が美味しいと思ったブランドを3種類ほど用意して置いて日替わりでローテーションしていけばいいんです。

1年分のお米を制約農家からまとめ買いすれば一番安く上がるのは事実ですが、味に慣れてしまったら残りの1年間はごはんの美味しさを感じなくなるぞ!

お米を美味しく食べるには銘柄の要因もありますが、一番肝心なのは美味しく炊くって事です。 実際にお店で食べるとなぜか美味しいんですよね!

どんなに美味しいと評判のお米でも炊き方が悪いとだいなしです。 私は新米や銘柄よりもお米の炊き方の方に美味しさの秘訣があると考えています。


★ご飯を美味しく炊くには!
美味しいご飯はツヤツヤとしてお米が立っていると言いますよね! では、どうすればお米が立ったご飯が炊けるのでしょうか?

どうしてお米が立つのかと言いますと、それは炊いている途中で釜の中の対流によってお米がグルグルと踊っているからなんです。

釜の中に対流を起こすには一旦はグワッと強火にする必要があります。『初めちょろちょろ中ぱっぱ』とは火加減のことで、最初は中火で途中から強火と言う意味です。

小さな釜でめいっぱいの分量を炊いても対流がうまく起きません。美味しくないのはそのせいです。 理想は、大きな釜で対流を起こし、適量を強い火力で炊く事です。

これを実現するには技術もさることながら、鍋・釜や火力と言った道具や設備も必要になって来ます。 あと美味しい水にもこだわりたいですね! 


★色々な炊飯方法!
一般的には新米が美味しいとか玄米を直前に精米した物が美味しいとか言われていますが、私は銘柄にはあまりこだわらず、そこそこのお米を上手に炊いた物を
間髪入れずにすぐに食べるのが一番美味しいのではないかと思います。

一口にご飯を炊くといっても現代では色んな炊飯方法や道具があります。 その方法や出来上がりの様子をタイプ別に紹介しましょう。

        (写真をクリックして頂けばその詳細をご覧になれます。) 
羽釜 元祖、日本の正統派炊飯器です。 一度にたくさんのご飯を炊く事ができます。
こいつの実力は誰もが認める所であり、ふっくらツヤツヤとしたその味は素晴らしいの一言です。
ただ、最近の家庭では専用のカマドがなく、こいつに見合った強火にできないのが残念です。
ガス炊飯器 昔からの羽釜に代わって最初に出てきたのが、このガス炊飯器です。 羽釜並に美味しく炊けるのが特徴です。
こちらも比較的大容量のお米を炊く事ができ、ガスの直火で炊き上げるので羽釜で炊いたのと似た様な効果が
あります。 直火ですからちゃんとオコゲもできる優れものです。 ほとんどの飲食店ではこれが使われています。
ガスでありながら炊き始めから終わりまでスイッチひとつでOKなので、とてもお気軽です。
電気炊飯器 ガス炊飯器から次に出てきたのが電気炊飯器です。 これはもう説明しなくてもどこの家庭でもありますよね!
でも、最新式の電気炊飯器はIHと言うプログラムが付いていて、羽釜で炊くのと同じ様な効果が得られる様に
セットされています。 IH式で炊いた物は、ひと昔前の炊飯器の物とは大分違いますよ!
土鍋 あまりたくさんのお米は炊けませんが、土鍋で炊くとかなり美味しいご飯が出来上がります。
勿論、全てが手作業であり、火加減など難しいところもありますが、土鍋には遠赤外線効果もあるので
ふっくらととても美味しいご飯が炊き上がります。 こだわりと時間がある方には是非お勧めです。
電子レンジ なんと、今の時代は電子レンジでお米が炊けてしまうんです。
こんな風な道具を使えば15分程で誰でも簡単にお手軽で美味しいご飯が炊けてしまいます。
せいぜいが2人前位の量ですが、炊飯器などを洗う手間も省け、一人暮らしの方には強い味方です。
ご飯が炊ける様子が見えるので楽しいです。
ダッジオーブン これはアメリカの開拓時代から現代に伝わる野営用の鍋です。 これひとつで料理からご飯まで全て作れます。
ダッジオーブンは鋳鉄製で鍋の肉厚があるので火の通りが均一でフタに密封性があり美味しいご飯が炊けます。
野外だけでなく家庭でも土鍋みたいな感覚で使うことも可能です。 少量炊きは難しく大人数向きです。
ハンゴウ キャンプと言えばこれが定番です。 ハンゴウで炊くにはマキでもバーナーでも使用が可能です。 
一度に多くの量を炊かないのがコツです。マキは火加減が難しいのでバーナーを使った方が調整しやすいです。 
上手に炊けば羽釜顔負けの物が炊きあがります。 炊ける量はだいたい2人前くらいかな。

★人数に合わせた美味しい炊き方!
ご飯は炊き上がった瞬間から徐々にその美味しさが無くなって行きますので、1回で食べきりを心がけて、適量の大きさの炊飯器を選ぶのがコツです。

1人や2人ではどうしようもありませんが、ご飯は断然、大釜で多人数分を炊いた方が美味しいです。

        (写真をクリックして頂けばその詳細をご覧になれます。) 

1〜2人なら
  電子レンジ炊飯器

一人で食べ残しが出ない分を炊くのにはとても便利です。 電子レンジで15分ほどチンするだけなのですごく簡単です。
小さいですが3合くらいの量は充分炊けます。 中の様子が見れるのがうれしいです。

1〜2人なら
  ハンゴウ

これをそのまま家庭で使用する人はいないと思いますが、キャンプではとても重宝します。
これでも3合くらいは炊けますし、直火なので香ばしく美味しいご飯ができます。
同時にキャンプやってるって言う雰囲気も楽しめます。



少人数で
  カセットガス炊飯器

少人数にお勧めなのはまずコレ! 羽釜炊きの少量直火炊きカセットボンベバージョンだと思って下さい。
小さいけれどボタンひとつのお手軽さでおこげだって作れます。 携帯にも便利でキャンプでも充分使える。
カセットボンベを使っているので直火でお米の立った本物のご飯が炊けます。 少人数の強い味方です。
カセットボンベ1本で5合炊き約10回分です。



5〜6人まで
  土鍋

直火で
5〜6人分を炊くなら大き目の土鍋がおすすめです。 重いフタが密封性を増してお米の芯まで炊き上げるんです。
熱くなるまで少々時間がかかりますが、その後は遠赤効果によりふっくらと香ばしいご飯が炊けるんです。

5〜6人まで
  ダッジオーブン

ダッジオーブンは元々野外の物ですが、自宅のガス台でも普通に使えます。 鍋は鋳鉄製で厚みと重さがあるので熱伝導率が良く、
機密性が高いので圧力釜で炊いた様に仕上がります。 土鍋より扱いが楽なのが特徴です。 現代版羽釜と言ったところでしょうか。

大勢で
  電気炊飯器

電気炊飯器はピンからキリまで沢山の製品があります。 大きいのや小さいもの、色やデザインなど本当に色んな種類がありますが、
見落としてはならないのがIH機能と圧力炊き機能です。 簡単に言えば緻密な火加減と圧力をかけて芯までふっくらと炊く機能ですが、
この機能があるとなしでは天と地ほどの差があります。 価格は高いですが、いつも美味しいご飯を食べるための代償と考えましょう。

大勢で
  ガス炊飯器

一般家庭では便利さゆえ電気炊飯器に取って代わったガス炊飯器ですが、その味は本物です。 
ほぼ完全にカマドや羽釜がなくなってしまった現在では唯一の本物となってしまいました。
とても美味しいご飯が炊けるのですが、電気炊飯器と比較するとタイマー機能や保温機能が無いのが残念です。
ガスを使うので半手動で必ずそばにいなければならないのが難点です。



大勢で
  羽釜

本当の本物ですが、今の家庭ではカマドがないので大きな釜で炊くのはまず無理です。 少し小さめの釜ならば大きなバーナーが
あるガス台で調理可能です。 普段はあまり使いませんが、突然の炊き出しがあったり、カニや山菜やタケノコを茹でたりと大鍋としても
使えますので、一家にひとつ位あってもいいのではないでしょうか? うちではカマドはありませんが、結構活躍してますけどネ!  


★日本中のお米が大集合!
日本中にはこんなに沢山のお米がありました。 その代表的な物だけでもこんなにあるんです!
一番有名なのが「コシヒカリ」、そしてそれを改良して全国でいろんな品種が開発されました。


写真をクリックして頂けばその詳細をご覧になれます。 
コシヒカリは新潟県を代表するお米で、全国で最も多く栽培されているので有名です。 ササニシキは宮城県で開発されました。あっさりした食感で、冷えても味があまり落ちません。 あきたこまちは秋田県で開発されたお米で、粘りがあり、おにぎりなどにしても美味しい。 ひとめぼれは宮城県で開発された品種で今ではコシヒカリについで全国作付け2位となっています。
ミルキークイーンは比較的新しいお米で、もちもちした食感が特徴で、冷めても硬くなりにくいので、時間がたっても美味しく食べられ、おにぎりやお弁当にもピッタリです。
はえぬきはほとんど山形県のみで栽培されています。そのため知名度が低いので安価です。 ひのひかりは九州を中心に、中国・四国地方や近畿地方などで栽培されているため、コシヒカリ・ひとめぼれに次いで全国で3番目に多く栽培されているお米です。 こしいぶきはコシヒカリを親とした「ひとめぼれ」と「どまんなか」を交配して誕生しました。色、味、つや、香り、粘りなどコシヒカリの血統をしっかりと受け継いでいます。
キヌヒカリは北陸農業試験場で作られました。
コシヒカリの血を受け継ぎ、炊きあがりが絹のような色つやということから名づけられたお米です。
夢ごこちはコシヒカリから生まれた品種です。同く粘りの強いミルキークィーンなどとは違い、もっとこしひかりに近い味わいでコシがあり、粘りも強いというお米です。 ほしのゆめは北海道のお米で、味が良いと評判です。 きらら397は北海道を代表するお米で比較的安価で業務用にも多く使われています。



★ご飯が美味しい便利グッズ!
写真をクリックして頂けばその詳細をご覧になれます。 

熱伝導の良い銅製の羽釜

家庭で直火炊きならまずコレ!

ご飯が美味しくふっくら炊ける竹炭

ガス炊飯器でプロの味を

今の主流、IH式炊飯ジャー

珍しいカセットボンベ式の炊飯器



野外でも台所でも本格的に炊こう




野外でグリルするならこれが便利




家庭用精米機で玄米を直前に精米




キャンプの定番



一人分でも電子レンジで簡単に炊ける




お米の低温貯蔵庫で1年中美味しく貯蔵


ご飯がくっつかず長持ちする竹炭しゃもじ

真空保存もチンもできる竹炭おひつ


美味しく身体に良い水で炊いて下さい



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