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 黒部川 |
富山県と長野県の境、北アルプスの鷲羽岳(わしばだけ)に源を発しおおむね
北へと流れる。川全体の8割は深い山地を縫うように流れ、黒部峡谷と呼ばれ
る。黒部市宇奈月町で山地を抜けると、広さ12万haの黒部川扇状地と呼ばれ
る大きな扇状地を形成する。
この黒部川扇状地は黒部市、入善町にかけて広がり、そのまま海中まで広
がっている。 黒部川の豊富な水量のおかげでこの地域は湧き水が多く、
黒部川湧水群として名水百選のひとつに選ばれている。
水系・・・・・・・・一級水系 黒部川
種別・・・・・・・・一級河川
延長・・・・・・・・85km
水源の標高・・・・・2,924m
平均流量・・・・・・12.18㎥/s(宇奈月観測所1994年)
流域面積・・・・・・667k㎡
水源・・・・・・・・鷲羽岳(富山市)
河口合流先・・・・・日本海(黒部市、入善町)
流域・・・・・・・・富山県
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 黒部川の利水 |
黒部川は水量が多く高低差もあるため、水力発電に有利な条件を備えて
おり、大正時代から水力電源開発が始まっている。特に上流部では急峻な
山岳地帯を舞台にして、壮絶とも言える工事が行われた。
なかでも黒部ダムや黒部川第四発電所、関電トンネルといった通称
「くろよん」と呼ばれている電源開発事業は最も有名である。
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 清流日本一 |
水質良好な河川の順位は、水質調査地点が2地点以上の一級河川
(166河川)を対象に当該河川における平成18年に測定されたBODの
年間平均値により評価しています。その結果、これまで国土交通省の
全国の河川水質状況調査で度々清流日本一になっています。
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